将来のことを考えるといまが不安になり、かといってどうすることもできずにいました。
先が見えるようで見えない、霧の中に佇んでいるような気分だったのです。
そんな立ち止まっている日々に、どうにかして区切りをつけたい、区切りをつけるきっかけが欲しい、という気持ちで電話の受話器を手に取りました。
自分の心の中で凝り固まっている部分...こうでないと、ああでないと、といった事を、そっと解してくれる、先生のアドバイスは温かく、そして的確なものでした。
そして何より嬉しかったのは、先生との距離の近さ。
喉の奥に詰まったように出てこなかった苦しい思いを、すっと吐き出すことができたのは、先生が私と同じ目線でお話してくださったからだと思います。
"いまの自分"を決して否定せず受け入れる勇気、一歩踏み出す勇気が出たのも、「こうでないといけない」、という考えが、「こうであっていい」、に変わったのも。
先生とやり取りをしていくうちに、霧がかかっていた道がゆっくりと晴れて、自分が進んでいく方向が見えてきた気がしました。
自分をがんじがらめにしてきた鎖が外れて、より良い道を走り出すための、そのヒントも見つかったと思います。
それから、いま持っているものをさらに磨いていくのも、充実した人生を送るポイントであると教えていただきました。嬉しい言葉でした。
私自身、元々アグレッシブな部分があるので、もっと自分を信じてもいい、ということが心に刻み込まれた気分です。
ひととおりお話をいただいた後は、胸の中で滞っていた思いがさらさらと流れ出て、晴れやかな気持ちになりました。
こうしてお話できたことも、何かのご縁であり、先生からいただいた言葉を大切に心に留めておこうと思います。
ありがとうございます。 |
